【ワクチンパスポートの続き】
全世界で最もコロナワクチン接種が進んでいる国、イスラエル。
もはや、イスラエルではワクチン接種証明である「ワクチンパスポート」が
大きく行動を分け始めています。
ホテル、レストラン、イベント会場などの感染リスクのある場所にはワクチン
パスポートを提示しないと入場できません。
それだけではなく、ワクチンパスポートを常に提示しないと、会社に入ること
さえできない。
そんな会社も登場してきて、物議をかもしているそうです。
日本では、ワクチンを接種した人と未接種の人を差別することを禁止すると
大見栄を切っていますが、無理だと思います。
現実的には、オリンピックを開催するとしたら、観客はワクチンパスポートを
提示しないと入場できない。こうなるのではないでしょうか?
当然、様々なお店やイベントもワクチンパスポートを提示できないと入場でき
ないようになると思います。
既に世界では30ヵ国以上で導入または検討されているワクチンパスポートの
議論がこんなに遅々として進まないのはいかに日本が遅れてるかを正に示して
いると思います。
ワクチンパスポートが本格的に稼働し始めれば、それまでワクチン接種に対し
て否定的だったスタッフの方もワクチン接種を希望するようになるかと思い
ます。
全てのことにはメリット・デメリット、チャンスとリスクがあります。
ワクチンパスポートが本格的に導入されることで、ワクチンを接種することの
メリットが若い世代にとっても明確になり、ワクチンを接種しないと入れない
参加できないなどのイベントが多くなれば、デメリットも明確になると思いま
す。
日本は全ての判断と行動が遅い国ですが、今回は東京オリンピックがあるので
さすがにいつものようにモタモタしてられないので、あと3ヵ月ぐらいで本格
稼働すると良いのですが、ダメでしょうね。
あと1年ぐらいかかりそうですね。