これまで、歯科医院の出口戦略、つまり、医院をどうやって終わりにするかは
子供への継承、閉院。
この2つにほとんど集約されていました。
しかし、もう歯科医院にもM&Aの時代がやってきています。
先日、私が10年以上前にコンサルさせていただいた院長先生、院長夫人が
ご挨拶に来て下さったのです。
院長先生が62歳になるのをきっかけに医院の売却を完了されたとのこと
でした。
遂に、私がコンサルさせていただいた医院さんが出口戦略を考える、そんな
時期に差し掛かってきたんだなと、さすがに22年も歯科医院専門で経営コン
サルしていればなるのかもしれませんが、感慨深いものがありました。
もちろん、ここでは詳細をお伝えすることはできませんが、かなりの好条件で
医院を売却できたとのこと。
今回の売却に私は関わっておりませんが、今後のことを考え、もう8年も前
から準備されてきたとのことです。
とても難しいことですが、歯科医院にも当然、売り時があります。
そのタイミングを逃してしまい、医院が右肩下がりになってからでは医院を
売却することはかなり難しくなります。
しかし、医院を売却することを想定し、しっかりと医院を形作っていけば、
やはり、売却することはちゃんとできるんだなと改めて、確信しました。
その院長先生がおっしゃてってました。
「60歳になって、やはり、気力と体力が50代までとは大きく変わった」
院長先生が55歳になったら、今後の医院をどうするのか?
子供に継承するのか、第3者に売却するのか、そのためにどうしたらいいか?
真剣に考えてみることをおススメします。
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