最近の採用難は本当に半端ないって!
と叫びたくなるぐらいのレベルに到達しています。
特に、歯科助手の採用がどんどん難しくなっています。
近隣の歯科医院だけでなく、一般企業と比べられ帰る時間や給与面で負けてる
ために採用できないケースが増えています。
もちろん、中身の魅力を増していくことで採用力を増していくことは非常に
重要なのですが、中身の魅力を増すなんてそんな簡単にできません。
だからこそ、それが実現できれば、大きな採用力強化につながるのです。
じゃあ、すぐにできることとしては何があるか?
というと、やはり、給与設定を引き上げるということが必要なケースが多分に
あります。
歯科助手求人を今までは19万円で出してたけど、近隣の歯科医院も21万円
ぐらいで出してるので、21万円にしていかないといけない。
そういうとき、先生は以下の中から、選ぶとしたらどの対応をしてますか?
1.既存スタッフの給与は変えず、新しい人だけ2万円UPして求人を出す
2.既存スタッフに文句を言われてから、既存スタッフの給与を2万円上げる
3.既存スタッフの給与を求人を出す前に2万円上げる
この中で最悪なのは1ですね。
新しく採用した人に「●●さんは今までの人より給与が高いから秘密だよ。
他の人に言っちゃダメだからね」と口止めしても、絶対にしゃべります。
そして、後でバレたときの失われた信頼やモチベーションを回復させるのは
相当、難しいと思います。
既にお伝えしてますが、従業員は嘘つき放題ですが、経営者は少しでも嘘や
誤魔化しがあると厳しく糾弾される社会です。
2でも同じようなことが起きます。
今回の吉本騒動でもそうですが、「文句言ったら、給与が上がるってどういう
こと?私達の給与って、そんなことで上がったりするものなのか?」と逆に
不信感を買うのです。
なので、どうせ後で上げることになるのですから、最初から3を選択すること
をオススメします。
当然、人件費が上がることになりますが、それを上回るだけの収益性を確保
できるようにならないと、これから益々、人件費が上がる可能性が高いので、
それができない組織はなくなればいいと政府はホンキで思ってます。
即答で3で行けるように頑張っていきましょう。