八村塁選手がNBAドラフト1巡目9位に指名され、その直後に開催された
FIBAバスケットボールW杯。
その試合は久しぶりに地上波でも放送され、盛り上がりましたが、残念ながら
日本は1勝もできませんでした。
しかし、確実に世界レベルの選手が育ってきてることも分かった意味の大きい
大会となりました。
実は、それよりも衝撃的だったのが、バスケ世界最強、絶対王者のアメリカが
フランスに負け、その後のセルビアにも敗北し、なんと7位という残念な結果
になったのです。
今回、アメリカ代表とはいっても、実質3軍から4軍だったことを考えれば、
仕方ない結果といえなくもありません。
しかし、これが20年前であれば、4軍だろうと、アメリカが勝っていたと
思います。
バルセロナオリンピックを境に世界にバスケが広がり、多くの国で選手が育ち
NBAでも活躍し、世界のレベルが上ってきたのです。
また、各国代表チームは小さい頃から、ほぼ同様のメンバーでバスケをしてき
てるため、連携が抜群なのです。
バスケは個々の勝負でもありますが、最終的にチームとしていかに強いかが
勝負を分けます。
歯科医院経営もこれと同じだと思うのです。
今は年間医業収入5千万円前後かもしれない。
医院の近くに年間2億円の圧倒的地域一番医院があるかもしれない。
しかし、4倍の差がありながらも、地道に努力を重ねていけば、その差を埋め
ていくことはできます。
そして、若い世代の育成にしっかり取組み、成功すれば、そして長年の連携を
構築することができれば、それまで最強と考えられていた医院に勝つことだっ
て不可能ではないのです。
やはり最強に勝つには最強から学ばないといけません。
自分だけで努力するのではなく、他の圧倒的地域一番医院などから多くのこと
を吸収し、学ぶことが大切になります。
医院見学に行かせてもらったり、直接、院長に相談させてもらったりする中で
取組を改善していくことで、チームを強くすることができるのはないでしょう
か。
それと、チームの核となる選手がいるかどうかも重要です。
今回のバスケW杯で優勝したスペインであれば、ガードのリッキー・ルビオと
センターのマルク・ガソルという選手がチームの核として、チームを引っ張り
ました。
実際に、実践会のクライアントでも、スーパースタッフ育成塾に中堅スタッフ
が参加することで、チーフとして大きく育ち、そこから、その子の影響で新人
スタッフも成長し、医業収入が劇的に伸びたケースも出てきてます。
あなたは来年、誰にどのような役割、成長を期待しますか?
そのために、どのように育てますか?