【求職者は労務がしっかりしている医院で働きたいと思ってる】
これだけ労務問題が増えてくると、求職者も労務トラブルのリスクが少ない
医院で働きたいと思っているのは間違いありません。
しかし、面接で以下のように聞いてくる求職者がいたら、どう思うでしょうか
・お給料の中に固定残業代は含まれてますか?
・残業は何分単位で加算されますか?
・有給休暇の取得ルールはどうなってますか?
・育休をこれまでに取得した人は何人ですか?
このようなことを面接で聞いた来た人がいたら、恐らく、ほとんどの院長が
「やべー奴が来た。これは不採用にするべきだ」
こう思うのではないでしょうか。
確かに、私だって、そう思うかもしれません。
しかし、本当はほとんどの求職者が労務トラブルになるのは避けたいですし、
ましてや、ブラック企業になんて絶対に入りたくないと思っています。
とはいえ、面接でお金のことばかり聞いたら、印象が悪くなって不採用になる
し、どうやって条件面について聞けば良いのか悩んでいるのです。
ということは、面接や求人募集でしっかりと労務面が整備されてること、面接
で聞かれる前に、残業が1分単位でつけられてること、有給取得の条件、育休
についてなどを予め、スライドを作っておいてしっかり説明するべきです。
そうすれば、本当は聞きたかったけど、自分からは聞けなかった条件面がクリ
アになり、より安心して働きたいと思えるのです。
しかし、そのようなことに取り組んでいる歯科医院は全国でも1%もないので
はないでしょうか。
であれば、それをやることは採用における医院の魅力にもなるのです。
つまり、労務で100点を実現することは、採用における働く魅力の1つに
なるのです。
そうだとしたら、あなたは労務で何点を目指しますか?