【今後、10年で歯科医院経営の明暗を分けるものとは!?】
これからは
採用を制するものが歯科医院経営を制する
と私は確信しています。
しかし、そこまでの危機感を持って、採用に取り組んでいる医院はまだまだ
少ないのが現実です。
それで、「採用できない」と言ってるのです。
それは、採用できないのではなく、採用するための取組が甘いのです。
そして、何よりも、働きたくなるような魅力が足りないのです。
これから先10年を見据えて、歯科医院経営成功の秘訣を今回は公開します。
これをいかに早く実現するかの競争になると私は確信しています。
そして、まだほとんどの歯科医院が実現できてないことです。
それは・・・
産休・育休の取得実績、育休取得後に時短勤務、フルの常勤で復帰した人数
なのです。
今の若い女性スタッフは何となく分かってるのです。
専業種になりたいという気持ちもあるけど、実際には働き続けないといけない
ということを。
できれば、就職先は長く勤められる環境が整った医院が良いと。
そして、現実的には、産休・育休がきちんと取れる歯科医院はほとんどない。
ましてや、産休・育休取得後に、時短勤務で常勤として復帰できる医院は皆無
に近い。
そこから、更に時短勤務の後に、フルタイムの常勤として復帰した実績がある
歯科医院なんて聞いたこともない。
これが現実なのです。
ということは、その実績をいち早く作った医院がこれからの歯科医院経営を制
することは間違いありません。
なぜなら、採用を制するものが歯科医院経営を制するからです。
そして、歯科衛生士だけでなく、歯科助手・受付、更には女性Drでも、これ
を実現できたら、素晴らしい結果が約束されてるも同然です。
最終的に、そのスタッフが結婚と同時に遠くに引っ越してしまって、退職に
なってしまったとしても、関係ないのです。
産休・育休、時短常勤・フル常勤で復帰できる環境があるということが就職先
を選ぶ上での大きな安心感となるのです。
そして、単にそういう実績があるだけでなく、その実績を積み上げていき、
他の医院を圧倒するだけの実績を作ることができれば、それは採用で負けない
魅力になるのです。
その実績は子育てしながらでも、働き続けたいと思うだけの魅力の
ある職場ということになるのです。
ほぼ全てのスタッフが女性で、結婚・妊娠・出産というライフステージの変化
があり、そのほとんどの医院が妊娠・出産のタイミングで残念ながら、退職
してしまいます。
それが退職せずに働き続けてくれるのであれば、それは長期継続勤務をして
くれるということであり、組織を拡大していく上でも、必要な人員を確保しや
すくなるということなのです。
そういう先輩がいるということ。そして、特に歯科衛生士の場合は、それを
教えてくれる先輩がいるということで、また更に、採用の魅力が上がるのです。
もちろん、産休・育休・時短勤務などがあれば、それだけその穴をカバーする
だけの余剰人員が必要になります。
また、時短勤務であれば、夕方以降抜けてしまうことによるフルの常勤への
負担増加などもあります。
そのような負担を許容することが難しく、それだけの体制構築が難しいのです。
だからこそ、その体制構築をいち早くした医院が勝つのです。
目先の収益を優先して、長期的利益を失うのか。
目先の収益が多少、落ちたとしても長期的利益を優先するのか。
それがあなたに問われているのです。
今、10年先を見据えて、何を優先し、何を決断しますか?