昨シーズンまでＮＢＡ史上最強チームと の呼び声も高かった、ゴールデンステイ ト・ウォリアーズ。
この五年間で三度も優勝を果たし、圧倒 的な強さを誇りました。
しかし、その最強チームから主力選手が 抜けてしまったのです。
・ケビン・デュラント・・・ＮＢＡ得点 王４回を誇る最強の点取り屋
・アンドレ・イグダーラ・・・ベテラン ながらディフェンスとパスが一流
・ショーン・リビングストン・・・ベテ ランのパスとミドルシュートが一流
それと、チームの顔でもあるクレイ・ト ンプソンが前十字靭帯を断裂して、今シ ーズン全休。
しかし、ケビン・デュラントとトレード で昨シーズンのオールスター選手も獲得 できました。
開幕前にウォリアーズのプレイオフ進出 を予想した人が多かったです。
しかし、 蓋を開けてみると・・・ 開幕直後に史上最高のスリーポイントシ ューターであるステフィン・カリーが左 手を骨折。
今シーズンは全休するのでは という憶測が流れるぐらいの大怪我を負 ってしまいます。
デュラントとのトレードで獲得したラッ セルという選手も頑張ってはいるものの 、他の選手があまりに力不足すぎて、チ ームが全く勝てません。
現時点で、チームは全３０チーム中で最 下位。
この状況は例えて言うなら、
副院長・・・開業で退職 辞める前に後輩Ｄｒを連れてきてくれた
ベテランＤｒ・・・親の体調が悪くなり 、実家に戻るため退職
チーフＤＨ・・・親の介護のため、泣く 泣く退職
院長・・・腰が悪くなり、１ヶ月間入院
このような状況はどんな医院でも起こり えます。
ＮＢＡではこのようなチームの再建期と いうのが必ず、あるのですが、この再建 期をいかに耐え忍び、未来に向けての選 手の発掘と育成をしていけるかが大きな カギを握るのです。
しかし、このような再建期から歯科医院 で脱するのは相当に難しいです。
一度、ここまで落ちてしまうと再建する ためには相当のエネルギーが必要となり 、再建できないのが普通です。
ということは、再建期になる前に歯科医 院の場合にはしっかりと次世代の育成と 採用が重要になるということです。
歯科医院では、常に誰がいつ辞めてしま うかは分かりません。
「一生、ここで働きます！」と言ってく れていたスタッフが翌月にはいきなり退 職していることさえ普通にあります。
今、頑張ってくれている副院長、チーフ がいるからといって安心するのではなく 、次を担えるチーフ候補、副院長候補を 今から育成し続けることが欠かせないの です。
その危機感がない院長先生は、辞めるこ とになってから焦って、妥協した採用を 行い、最終的に大きな苦労をすることに なるのです。
