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歯科医院経営活性化手法

新型コロナウイルスはなくならない

新型コロナウイルスの全世界の感染者数は197.4万人
(感染者数-回復者数-死亡者数)

いくら日本での感染者数が減ったとしても、ゼロにはならないと思われます。

そうなると、ワクチンが開発される数年間は、いつ、コロナに感染している
患者さんが来てもおかしくないという状況が続くことはほぼ間違いないと
思われます。

コロナに感染している患者さんが来院するだけでも、医院を1週間程度は閉め
なければいけないですし、地域の風評被害も凄いものがあります。

しかし、それは緊急事態宣言が発令される前もそうでした。
ということは、緊急事態宣言が解除されてからも、同じことが起きると思われ
ます。

ということは、コロナに感染している患者さんがもし、来院したら医院が甚大
な被害を受けるから閉めた方がいいという考えも、もちろん、良く分かります
が、それだとあと1年以上、医院を閉めないといけなくなることになります。

仮に、運よく、コロナは研究結果が示すように、紫外線に弱いとしても、また
冬になれば活動が活発化し、来年の冬には今年のような猛威を振るうことさえ
十分、考えられます。

そうなったら、どうするのでしょうか。
また、医院を閉めるのでしょうか。

もちろん、それができるだけの経済的な体力がある医院さんは良いと思います
が、現実的には医院を閉め続けるだけの体力がある医院は滅多にないと思われ
ます。

そして、医院を閉める大義名分として「患者さんとスタッフを守るため」と
してしまうと、医院を再開する大義名分が無くなってしまうのです。

なぜなら、患者さんとスタッフをコロナから守るには、医院を閉め続けるしか
ないから。

そして、経営的な「このままだと医院が潰れてしまうから」という理由で
医院を再開すると「やっぱり、お金のことしか考えてない」とヒドイことを
言われてしまうリスクもあります。

もし、医院を閉めるのであれば、

「5月7日からは緊急事態宣言が延長されたとしても、医院を再開する予定」

というように、しっかりと再開の時期、判断基準などを明確にしておかないと
かえって、医院が混乱する可能性があります。

また、実際に、実践会クライアントさんの近くの医院がコロナ感染を恐れて、
早々に医院を閉めたそうです。そうしたところ、その閉めた医院に通っていた
患者さんが大量にクライアント医院に転院してきたそうです。

そして、その多くの患者さんが元の医院に戻るつもりはないとのことです。

医院としては「不要不急じゃないから」「再開すれば、戻ってきてくれる
だろう」と思っていても、患者さんはそう思ってない可能性も十分に考え
られます。

そうなると、医院を再開した時に、患者さんは離れ、スタッフの心も離れて
いるという最悪の自体も考えられます。

そうらないように、しっかりとした対策をしたうえで、医院を閉めるのであれ
ば、閉めることをおススメします。

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