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モチベーションアップ

龍正のオススメ・・・まさの展開!?NBAプレーオフが熱い!

今年は再開さえ危ぶまれたNBAですが、全てのプロスポーツの中でも、最も
成功を収めてると言っても過言ではない程の徹底したコロナ感染対策を実施す
ることで、プレーオフも順調に進んでいます。

半年近く中断していたことで、選手たちのパフォーマンスが低下したり、
プレーの質が落ちることも危惧されてましたが、全くそんなこともなく激戦が
繰り広げられ、非常に素晴らしい試合ばかりで、本当に面白いです。

更に、選手・コーチ・チーム関係者・選手の家族などから誰1人として感染者
が出ていないのは、連日5-7万人もの新規感染者がいるアメリカの状況を考
えれば、偉業といって良いと思ます。

その中でも、ファンを驚かせたのが優勝候補筆頭に挙げられていた
・ロサンゼルス・クリッパーズ
・ミルウォーキー・バックス
この2チームがカンファレンスファイナルに進出することもなく、敗退して
しまったことです。

2チームとも、素晴らしい選手は揃ってました。
選手だけの戦力を合計すれば、間違いなく、この2チームがNBAファイナル
を戦っていたと思います。

しかし、2チームともNBAファイナルに到達することなく敗退。

今回はその中でも、ミルウォーキー・バックスを4勝1敗の大差で破った
マイアミ・ヒートについて語りたいと思います。

マイアミ・ヒートは5年ぐらい前までレブロンがいてNBAを2回、制覇した
チームです。

しかし、レブロンが抜けてからは優勝できてません。

ですが、レブロンが抜けてから、同じような状況にあったキャブスが最弱
に没落したのに比べ、マイアミ・ヒートはプレイオフにも出場し、ある程度、
強いチームを作り続けていました。

スーパースターはいないけど、ストイックにバスケに取組むチームカルチャー
それが今、マイアミ・ヒートが強くなっている理由だと思います。

例えば、マイアミ・ヒートでは選手が試合中に疲れて、膝に手をつくと罰金を
課されます。

また、全員が練習にどん欲に、全力で取り組み、全員が上手くなるための努力
を惜しまない。

試合では全員が全力を出し尽くし、勝つためにエゴは捨て、ディフェンスに
全力を出す。

そして、そのために、全員が動き続ける。

練習以外でも、ビデオを見て相手チームを研究する努力を惜しまない。
チームのMTGでは新人だろうと、全員が意見を出す。

このようなことは一見、当たり前のようですが、歯科医院の日々の診療でも
分かるように当たり前のことではありません。

これが当たり前にできている、チームの基準として徹底されている。
それがマイアミ・ヒートのカルチャーなのです。

そのヒートカルチャーが今季、ジミー・バトラーという常に全力でバスケに
取組むことをチームメンバーに要求する余り、スターなんだけど、上手く
これまでのチームで活躍できなかったスターを引き寄せたのです。

そして、選手の獲得についても、一発逆転でスーパースターを高額で獲得する
のではなく、才能ある選手を発掘し、しっかりと育成していく方針を貫いてき
たのです。

それが今シーズン、若手選手が大量に花開くことになりました。

・バム・アデバヨ(3年目ドラフト14位からオールスター選出)
・ダンカン・ロビンソン(3年目3pt成功数チーム記録樹立)
・ケンドリック・ナン(1年目 ドラフト外から新人王候補に)
・タイラー・ヒーロー(1年目 ドラフト13位 ルーキー2ndチーム)

上記は全員、今年のヒートで大活躍している選手たちですが、入団前の評価は
決して高くありませんでした。

それもあって、全員がハングリー精神旺盛で、どん欲に吸収しよう、バスケが
上手くなりたいという気持ちにあふれているのです。

スターであるジミー・バトラーは深夜2時からでも練習するような超絶スト
イックな選手で有名ですが、これまで所属した3チームでは誰も、バトラーの
ストイックさについてこれませんでした。

しかし、このヒートではほぼ全員の選手が深夜2時からの練習でも喜んで、
付き合ってくれるというのです。

バトラーはNBAが再開されるバブルという隔離施設に入ってから、隔離期間
があるのですが、その期間中も部屋で深夜3時でも部屋の中でドリブルの練習
をしていて、他の部屋からクレームが殺到するぐらいストイックなのです。

そのストイックさについてこれる選手がほぼ全員。
これがチームカルチャーなのです。

そんな評価が高くない選手ばかりが集まったマイアミ・ヒートが優勝候補筆頭
であり、今シーズンMVPを獲得したヤニス・アテトクンポ率いるバックスを
圧倒的大差で下したのです。

ヒートはヤニスに対してディフェンスを徹底し、豊富な運動量で他の選手も
しっかりディフェンスし、勝負を決めたのです。

もちろん、優勝するかどうかは分かりませんが、これから何年間も強いチーム
を維持していける可能性が高いと思います。

それぐらいチームカルチャーというのは重要であり、素晴らしい選手の採用
にも魅力となるものだとお分かりいただけたかと思います。

先生の医院のチームカルチャーはどのようなものですか?
また、良いチームカルチャーをはぐくむために、今、何をしてますか?

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