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スタッフ教育

優秀な人がいれば強いチームができるわけじゃない

今シーズンのNBAはロサンゼルス・レイカーズの優勝で幕を閉じました。
シーズン開幕前、圧倒的優勝候補はレイカーズではなく、同じくロサンゼルス
に本拠地を置くロサンゼルス・クリッパーズでした。

クリッパーズには

昨シーズンのMVP カワイ・レナード
スーパースター ポール・ジョージ
シックスマン賞 ルー・ウィリアムズ
シックスマン賞 モントレズ・ハレル
ディフェンスのスペシャリスト パトリック・ベバリー

これだけの選手がそろってました。
戦力的には圧倒的にNo1。
誰もが優勝すると思ってました。

しかし、カンファレンス・セミファイナルで3勝1敗という圧倒的有利な状況
から3連敗を喫し、敗退してしまったのです。

こんなことって、あるの?
と誰もが呆気にとられるような敗戦でした。

なぜ、クリッパーズが優勝できなかったのか?
色々な理由があると思います。

しかし、最も大きな理由はチームケミストリーが構築されてなかったと言える
と思います。

チームケミストリーとは、チーム全体が1つのプレーをイメージして、そのた
めに互いを生かすためのプレー、動きをすることができるということです。

クリッパーズの選手はそれぞれが勝手とまでは言えないにしても、1対1の
プレーをしてる感じでした。

それではプレーオフを勝ち上がることは難しくなります。

特に、ポール・ジョージのプレーはマズかったと思います。
無理なプレーを連発し、シュートが外れ、チームのリズムがどんどん悪くなり
それに従い、チームの雰囲気も悪くなる。

最終的にカワイ・レナードのリズムも崩れ、チーム全体で点が取れなくなる。
そんな悪循環にこれだけのチームでもなってしまうことをクリッパーズは証明
してくれたと言えます。

じゃあ、なぜ、チームケミストリーを構築することができなかったのか?
もちろん、今シーズンから主力メンバーが加入したことで一緒にプレーする
時間が短かったというのもあると思います。

しかし、それはレイカーズも同じようなものです。
私の考えでは、チームの絶対的リーダーが不在だったのだと思います。

ポール・ジョージがマズいプレーをしてる時に、誰も何も言えなかった。
言える関係性が構築されてなかった。
また、言ったとしても、受け入れられなかった。

そして、ロッカールームの雰囲気が悪くなっていった。
これが3連敗の原因なのではないでしょうか。

また、プレイオフの前から、カワイ・レナードだけが特別扱いをされていて
それに対しての不満も蓄積していた。

色んな考えがある中で、それを優勝という目的に1つにまとめられる絶対的
リーダーがいなかった。

それが敗因だと思います。
もちろん、チームにはヘッドコーチという監督がいます。

しかし、監督だけでなく、選手の中でいろんな問題を解決できる土壌、関係性
がなければ、ギリギリの戦いを勝ち抜くことは難しいと思うのです。

一方、レイカーズはNBAのキング「レブロン・ジェームス」に「今のプレー
はおかしい。君の責任だ」と言えるだけの選手が何人もいたのです。

その違いが最終的な勝敗の違いを分けたのではないでしょうか。
そして、レブロン・ジェームスは35歳という年齢であるにもかかわらず、
ほぼ全ての試合に先発出場し続けたのです。

そして、プレーオフでも全試合出場。
チームメイトの調子が悪い時であっても、メンバーを信じてパスを出し続け、
負けそうになったら自分が点を取りに行く。

能力のあるスタッフがいれば医院が強くなるわけではありません。
そのチームを1つにまとめることができるリーダーが院長以外に必要です。

そのようなスタッフがいなければ、スタッフルームで不平不満グチ文句大会が
開催され、スタッフが辞める原因となってしまいます。

では、どうしたらリーダーを育成することができるのか?
これまで歯科医院のリーダーが何百人も誕生した「スーパースタッフ育成塾」
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