先ほども申し上げたように、コロナはパンドラの箱です。
たくさんの厄災がそこから飛び出しました。
その厄災によってやられてしまい、メンタルの不調をきたす人が続出しており
ます。
それがヒドくなれば精神疾患となってしまいますが、そこまでには至らないが
精神的に落ち込みやすくなってることは間違いないと思います。
特に、人と会うことが減ってしまい、楽しさや刺激が減ってしまうことで、
メンタルの不調に至ってしまうことが多いように思います。
また、統計的にも女性の気分が下がりやすくなってるようです。
やはり、人と会ったり、話すことで楽しさやつながりを認識する傾向が強い
女性にとって、人と会えないことはダメージが大きいようです。
これはプライベートの問題だと思うかもしれませんが、そうではありません。
それが仕事にも影響する可能性が十分にあります。
ちょっとしたことで、気分が下がってしまったり、モチベーションが下がって
しまうこともあります。
そういう状況だと、ミスもしやすくなります。
そういう時に、先生が怒ったり、怒鳴ったりすれば、いきなり泣き出して、
医院を辞めてしまうこともあり得ます。
コロナによって気分が落ち込み、ミスもしやすく、院長もキレやすくなって
います。この年末年始はかなり忙しくなりますので、先生もキレないように
気を付けるようにしましょう。
また、だからこそ、そういう兆候を早めに掴むためにも、日ごろからの面談が
重要になってきます。
面談の中で、スタッフの状況をつかみ、メンタル面のケアも含めて、しっかり
話を聞いてあげることが重要です。
歯科医院地域一番実践会のコンサルを受けてるような医院さんであれば、コン
サルタントがその役割を担うことができますが、そうでなければ、スタッフの
気分が沈みがちになってしまい、最悪、辞めてしまうこともあり得ます。
そうなる前に、最近、元気がないなーと思うスタッフだけでもいいので、話を
聞くようにしてみてください。
といっても、どちらにしても年末の賞与面談があるはずですよね?
いや、大半の歯科医院では年末の賞与面談を行ってないので、先ずは、ここ
からやるようにしてみてください。