普段、生活の中で、こういうことができたら便利なのにな
そんな風に思うことはたくさんありますよね。
でも、全てではないですが、3割ぐらいのことは解決可能だったりします。
しかし、その方法を調べるのも面倒くさい、色々、買ったり設定したりするの
も面倒くさい。
そんな理由で後回しになってること、ありますよね。
そういうことをちゃんと解決していくことは意外と重要で、そういう解決策を
自分で調べて、解決していくことが私は医院のデジタル化においてかなり効果
を発揮すると思います。
前回のメルマガでデジタル化についてこれない医院はこれから衰退するとお伝
えしましたが、じゃあ、どうしたら医院、院長がデジタル化についていけるよ
うになるか?
その解決策が院長自身が日々の生活の中で不便に感じてること、もっとこう
なったらいいなということを自分で調べて解決していくことです。
これがつまり、問題解決力を磨くことにつながってくるのです。
私は全ては情報収集⇒分析⇒判断だと思っています。
この1つ1つの精度やスピードが上がれば、最終的に良い判断と決断ができる
とこれまでの経験で考えてます。
日々の生活の中で不便に感じてることについて調べる=情報収集
どれが本当に正しい情報なんだろうか?これって、本当にできるのか?
何を買ったらいいんだろうか?費用対効果はあるのか?
=分析
じゃあ、やってみよう=判断
うーん、うまくいかないな、こうしたらいいのかな?=仮説と検証
これらのプロセスを自分でできるようになると、どんどん、問題が解決できる
ようになっていくはずです。
そして、これらのことが自分の生活でもできるようになれば、医院の中でも
できることが増えてくるのです。
医院の中には、改善点が山のようにあるはずなのです。
治療の精度だけでなく、業務の効率化においても、できることは山積みで、
それがデジタル化によって実現できることも山のようにあるはずなのです。
しかし、それが見えないか、見えていても、大変だったり、お金がかなり必要
になるので、手を付けられないのです。
しかし、生活の中から、問題解決力を磨いていけると、解決力が上がってるの
で、大変さが減るのです。
そして、お金も業者が言ってくる金額ではなく、自分で安く済ませる方法を
提示して、それで済ませることができるようになるのです。
しかし、知識がなければ、業者さんの言う内容に何の疑問も持たずに、多額の
費用を支払うしかないのです。
無知はコストなのです。
皆さんはiPhoneX以降のスマホにはFaceIDが導入されましたが、このコロナの
影響でマスクをつけて生活していると、マスクをずらさないとロックが解除
できないFaceIDにイライラしている人は多いのではないでしょうか?
正直、私も日々、「なんでマスクをつけて生活しているこの状況でマスクでも
解除できるようにアップデートしないのか?」とイラ立ってました。
しかし、そんなときに、この問題解決力向上の話をうちのメンバーにしようと
思った時に、ふと思いました。
「自分自身も、生活の中で感じてることをもっと改善するように先ずは、行動
してみよう」と。
それで、調べてみたら、たくさん出てきました。
マスクをしたままでも、iPhoneロックを解除する方法。
それを調べて、YouTubeの動画を見て、すぐにやってみました。
最初は上手くいきませんでした。
しかし、2・3回やってみて、上手くいったのです。
これはうれしい。生産性が10%ぐらい上がりました。
そして、外でスマホを落とすリスクも減りました。
更に、これはいろんな人との話のネタにもなる。
誰にとっても役に立つ話ですから。
一石四鳥ぐらいの効果がありました。
こうやって、日々の中での問題・課題を自分で考えて、調べて、解決すること
で、医院のデジタル化、効率化につなげてみることをおススメします。
ちなみに、私の個人的な感想としては、BlueToothイヤホンの購入と設定を
面倒くさがったり、購入しても設定法がよく分からない方は注意が必要かと
思います。
ちょっと調べればできることから逃げてるようでは、今後のデジタル化の波に
呑まれてしまいます。
ちょっとの面倒くささよりも、長期的な便利さを優先することこそが効率化を
推し進める重要なポイントだと思います。