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龍正のオススメ

【龍正のオススメ・・・渡邊雄太】

遂に、渡邊雄太選手がNBAで本契約を勝ち取りました!
これまでの3年間、NBA選手ではあったものの、2軍と1軍を行き来する、
2way契約というもので、本契約ではありませんでした。

それが、これまでの活躍、頑張りが認められて遂に、本契約を勝ち取ったの
です。もちろん、今シーズン終了までの契約となっていますが、来期も本契
約、複数年契約を勝ち取ってくれることを応援しています!

そこで、今回は何故、渡邊雄太選手が本契約を勝ち取れたのかということに
ついて私なりの視点で考えてみたいと思います。

先ず、今シーズンの渡邊雄太選手の立場は非常に厳しいものでした。
シーズンスタート時は所属先がなく、トライアウトに参加し、ラプター
ズという強豪チームと2way契約を交わしました。

しかし、チームの中では、最も期待されておらず、他にも期待の若手が数多く
在籍しており、出場時間もほとんどもられてないのがシーズン前半でした。

しかし、そんな中でも、渡邊雄太選手はふてくされたり、モチベーションを
下げることは決してありませんでした。

数少ない出場時間の中では全力でプレーし、得意のディフェンスでチームに
貢献。チャンスが少なければ、自分の力を見せつけようと点を取りに行くのが
普通だと思います。

しかし、渡邊雄太選手は自分が点を取ることを優先するのではなく、チームの
リズムを良くすることを最優先したプレーをすることで、リズムになかなか乗
れないチームに活力を与えていったのです。

今シーズンはコロナの影響で欠場者が続出し、次第に渡邊雄太選手の出場機会
も増えていきました。そんな中で、最も注目を浴びたシーンがあります。

まだまだ、アメリカでは知名度が低い渡邊雄太選手ですが、コアなファンに
知られたプレーがあります。

それは今シーズンの新人王候補でもあるアンソニー・エドワーズという選手が
いるのですが、アンソニー・エドワーズがとんでもないトマホークダンクを
試合中にぶちかましたのです。

当然、ハイライトとして全米で流れました。
そのトマホークダンクに果敢にブロックに行ったのが渡邊雄太選手だったの
です。

アメリカは日本以上に自分のプライドを重視します。
恐らく、あのシチュエーションでは、ほとんどの選手がブロックに行かないと
思います。

なぜなら、自分のダサい恰好が全米に流れ、それが今後もずっと流れ続ける
事になるかもしれないからです。

しかし、渡邊雄太選手はそんなこと考えもしません。
躊躇なく、ブロックに行き、やられてしまったのです。

つまり、自分のプライド・エゴよりもチームを優先することができる。
これはアメリカ人にはなかなかに難しいことなのです。

それを渡邊雄太選手は自然に、当たり前にすることができる。
この「全力でやることが恰好悪い」時代に、全力でプレーすることの価値を
チームは高く評価してくれたのだと思います。

それがチームのメンバーに刺激を与え、チームの士気を高めてくれる。
だからこその本契約なのではないでしょうか。

もちろん、オフェンス面でも1試合20得点を記録するなど、ディフェンス面
だけでなく、オフェンス面の成長も著しく、今後もチームにフィットすること
で大きく成長する可能性を感じてるからこその契約だと思います。

そんなスタッフ、勤務Drが歯科医院の中にも、登場してくれると医院の士気
がどんどん、上がりますね。

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