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スタッフ教育

歯科医院神話崩れる!?富山の歯科医院でクラスター発生

大阪府の吉村知事もツイッターで以下のようにツイートしてました。

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コロナウイルスは口の中、唾液に多く含まれている。
なのでマスクが有効だし、飲食の場も指摘される。

一方で利用者側がマスクができない環境に歯科医院がある。
大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。

感染対策の賜物と思うが、何かある。何か?
専門家には、是非分析してもらいたい。
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残念ですが、4月末、富山のある歯科医院でクラスターが発生。

しかも、患者さんから歯科医師へ
歯科医師から患者さんへの感染もあったと推測されてます。

さらにいえば、そこから、スタッフへの感染もありました。

最終的に
歯科医師1人、従業員3人、患者2人、合計6人の感染が確認されてます。

最初の感染は患者さんから歯科医師への感染だったと保健所では
推測しています。

これまで日本歯科医師会 堀会長がTV言っていた

「今日まで歯科治療を通じて患者の中での新型コロナウイルスの感染は1件も
ない」

という神話が遂に崩れてしまいました。本当に残念です。
ただ、このニュースがそこまで大きく報道されることなく、そこまで患者さん
のキャンセルも出ていないことがせめてもの、救いです。

さらに、群馬県 高崎市の高南歯科医院で19人の院内感染がありました。
これらは全て、スタッフの感染だったとのこと。

今回の富山の歯科医院でのクラスターはこれまでと全く性質が異なります。
患者さんから歯科医療従事者へ、歯科医療従事者から患者さんへの感染と
推測されているのです。

今はまだ、他のニュースにかき消されて目立ってませんが、いつまたマスコ
ミに大騒ぎされるかはわかりません。

そうなった時にも、患者さんのキャンセル・中断が増えない感染対策を徹底
していくことがとても重要になります。

そして、その感染対策の内容を写真入りでHPに公開すること。
さらに、既存患者さんにもその感染対策の内容を先に情報発信しておくこと。

これがとても大事になります。
大騒ぎになってから対応しても手遅れです。

大騒ぎになる前にやるべきことをしっかりやることが最大の攻撃なのです。

また、感染対策をしっかりやっておかなければ、スタッフからもまた
「コロナ、コワイ」という声が出て、アポをセーブしなければいけなくなり
ます。

いや、だったら、ワクチンを接種しようと思うのですが、そこはどうやら
別物のようなので、緩みがちな感染対策をしっかりしておきましょう。

また、日ごろからの行動抑制を再度、スタッフにも徹底しないと、どんどん、
日頃の行動が緩んでいるようですので、気を付けてください。

自分の医院で感染者が出たり、クラスターが出てからでは手遅れですので。

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