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成功哲学・成功法則

国際大会に選手の全力プレーや死にもの狂いを求めてはいけない

来年には東京オリンピックが開催されます。
そして、今年はラグビーW杯が日本で開催されてます。

サッカーW杯、野球のWBC、このようなプロが出場する国際大会がいくつも
ありますが、私はこれらの国際大会で選手が全力プレーをすることや、必死な
プレーを求めること、そのものが間違ってると思うのです。

しかし、それを理解せずに、多くのファンは選手のミスやチームの敗戦を自分
のことはさておき、物凄く非難や批判をします。

そもそも、人を応援するって、そういうことでしょうか。
その人がより良いプレーをするために応援するのであって、その人を否定・
批判するために応援するなんてそもそも、応援でもなんでもない。

にもかかわらず、それが当然の権利であるかのように、必死で頑張る選手を
否定・批判を公然とする。

そういう間違った権利意識が今の世の中で、権利ばかりを主張し、義務を果た
さないスタッフを生み出してることにつながっていると思うのです。

そもそも、大半の人はその試合を観戦していると言っても、地上波TVで見て
いる、つまり、無料で視聴しているのです。

私なんか、NBA観戦のために1試合10万円以上、渡航費、宿泊費までかけ
て試合を見に行きました。それでも、楽しみにしていたスーパースターが欠場
したりするのです。

そこまでした私が文句言う(言いませんよ)なら、まだしも、何もしてない、
お金も払ってないのに、文句言う資格がどこにあるのか謎でしょうがない。

それに、ほとんどの国際試合には選手にはわずかなお金しか支給されません。
そんな状況で誰が本気を出せるでしょうか。

その国際試合で怪我をしたら、誰が責任をとってくれるのでしょうか。
自分が同じ立場だったら、ボランティアで怪我をして本業に影響する可能性が
あったら、本気でできるでしょうか。

自分が同じ立場だったらどうするかを考える力が今、物凄く欠如してるように
思います。

そして、自分の立場や権利ばかりを主張する。
特に、バスケの世界ではNBAでは年俸10億円なんてザラです。

そんな世界で1試合100万円、全部で1千万円もらったって、そんなの
ボランティアでしかありません。

バスケのトッププレーヤーは1度の捻挫でトップから滑り落ちる可能性だって
あるのです。そんなリスクを犯してまで、国際試合に出ようとしないのは当然
なのではないでしょうか。

自分は個人を優先し、リスクを避け、義務を果たさない、果たそうとしない。
にもかかわらず、国を代表したり、リーダーだったり、上の人にはそういうこ
とを当たり前のように求めるその姿勢が間違ってることをそろそろ認識する
べきときに来てるのではないでしょうか。

そうしないと、今のように誰もチャレンジしない、起業もしない、閉塞感の
強い国になってしまうのではないでしょうか。

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