今シーズンのNBAにおいて、最も注目 を浴びてることといえば、フェニックス ・サンズではないでしょうか。 「サンズ?なに、それ?」 NBAを知らない人からすれば、そんな 感じでしょう。 NBAを知ってる人でも 「サンズ?弱小チームでしょ」 という感じ。 そうなんです。ここ10年以上に渡り、 サンズは超弱小チームであり、迷走を続 けてきたチームなのです。 その超弱小チームが今シーズン、まだ序 盤ですが、上位に位置してるのです。 まだ、プレイオフに進出できるかは不明 ですが、これだけでもスゴイことなので す。 では、どうしてチームが強くなったのか ? もちろん、これもいろんな理由が考えら れますが、恐らく、一番大きいのがヘッ ドコーチ、モンティ・ウィリアムズだと 思われます。 モンティ・ウィリアムズは選手としてス ーパースターではなかったですが、人と して非常に選手からリスペクトされてい ます。 では、何か大きな補強をしたのかという と、実は、そうではありません。 むしろ、他のチームからは「えっ、その 選手をそんな高額で獲るの?」 失笑されるような補強しかできなかった のです。 おまけに、開幕1試合目で主力センター がドーピングに引っかかり、25試合の 出場停止。NBAで25試合というとシ ーズン全体の約1/3に該当するぐらい の大打撃。 しかし、そんな中でも、チームケミスト リーが構築され、各選手が躍動している のです。 これは以前にも紹介したブルックリン・ ネッツと同様のことが言えると思います 。 つまり、しっかりとしたチームの方針が あり、それを支えるしっかりしたGMが いて、その方針に従って、選手をリクル ートし、その方針に従ってチームを指揮 するヘッドコーチがいる。 これらがしっかり噛み合うことでチーム が再建する。 シーズンが始まる前、サンズがこんなに 強くなるとは誰も予想してませんでした 。 しかも、大きな補強もしてないのに。 低迷しているチームを再建するというの はこういうことなのだと思います。 これまで開業して10年以上経過して、 月間300万で低迷している医院、親 から1日10人前後の医院を継承して 低迷ている そんな場合には、ぜひ、フェニックス ・サンズのケースをモデルにして再建 に向けて頑張ってみてはいかがでしょ うか。