日本でも外出禁止令が発令される可能性も否定できません。
東京オリンピックは延期がほぼ決定し、これまでアベノミクスによって景気が
上向いてきましたが、これからリーマンショック並みの不況が来るのではない
かと私は予想しています。
現状として、観光・レジャー・飲食・サービス業界は壊滅的な被害を受けて
います。
全国に会社は412万社、法人企業は170万社だといわれてます。
国税庁が発表した「平成24年度分法人企業の実態(会社標本調査)」では、
赤字会社は調査法人全体(253万5272社)の70.3%の177.6万社。
詳細が不明ですので分かりませんが、国税庁が調査した赤字会社の3分の1が
今回のコロナショックで倒産したと仮定すると、50万社以上が倒産する可能
性があるということになります。
それぐらい今回のコロナショックは大きな不況へと向かっていくのではないか
と思われます。
日本の基幹産業である自動車業界も世界の自動車ディーラーで車が売れない、
外出禁止令が北米、欧州、アジア諸国で発令され、車だけでなく、様々な物が
売れない状況になっています。
東日本大震災は悲劇ではありましたが、復興に伴う、特需がありました。
しかし、今回のコロナショックからの回復は何も生みだしません。
マイナスしかないのです。
その先に待っているのは世界同時不況。
日本では50万社前後が倒産し、失業する人が相当出るのではと予想します。
東京商工リサーチなどの調査ではリーマンショック時の倒産社数が2万社と
出てますが、東京商工リサーチの調査対象の中での話なので、全体の極一部に
しか過ぎません。