報道では、歯科医院内での院内感染が連日、メディアで取り上げられてます。
桑名市、草津市など、院内感染が起きてる事例もあります。
これらを見て、スタッフ達は「コロナに感染するのが怖い」となってしまって
ます。また、患者さんもこれに影響されてる部分もかなりあります。
しかし、この2例だけでなく、歯科医院内での感染事例、歯科医院のスタッフ
歯科医師、歯科助手がコロナに感染してしまった事例を詳細に見ていくとある
事が分かります。
それは・・・
コロナに感染している患者さんからの感染ではない
ということです。
そして、事実は歯科医院内で感染したのではなく、歯科医院外で感染した
スタッフorDrがスタッフルームで感染を拡げてしまってるということです。
もし、患者さんからの感染であれば、高知県の例のように、ハッキリと資料に
記載されるはずですが、そのような事例は高知県の1県以外、見つけることが
できませんでした。
実際、実践会のクライアントでも、若いスタッフほど、緊急事態宣言発令下に
おいても、行動自粛をしていないことが多くありました。
これから、GWに入り、友達と遊ぶことを計画しているスタッフが一定数いる
ことはほぼ間違いないと思われます。
もちろん、例年であれば、それは問題ないのですが、この緊急事態宣言下、
スタッフの1人でも、大人数で遊んだことで、コロナに感染してしまったと
したら、どれだけ医院に大損害を与えるか計り知れません。
最悪、医院が潰れるぐらいのことが起きてもおかしくないのです。
今、歯科医院ではコロナの感染対策が盛んに叫ばれてますが、現実の感染例を
見ると、コロナの感染は診療室で起きてるのではなく、スタッフルームで起き
ているのです。
そして、今、すべき最大の院内感染対策はこのGW期間中のスタッフの行動
制限なのです。
具体的には・・・
カラオケに行かない
居酒屋に行かない
飲食店に行かない
ホームパーティーをしない
河原でバーベキューをしない
ライブに行かない
イベントに参加しない
4人以上の集まりに参加しない
このような行動自粛をする誓約書を書いてもらうことをおススメします。
やりすぎと思うかもしれませんが、私のクライアントでも、しっかりスタッフに
説明すれば、分かってもらえ、ちゃんと書いてもらうことができます。
これを書きたくないというスタッフは遊ぶ気満々ということになります。
そして、自分の1つの軽率な行動が医院に壊滅的な打撃を与えるかもしれない
ということを理解していない人ということになります。
そして、一番、院内感染が起きているスタッフルームで一緒に食事をとること
が一番、危ないのでスタッフルームで食事をせずに各自、車で食べてもらった
り、交代制で少人数でバラバラに食事をしてもらうなどの対策も重要です。
実は、歯科医院内で一番、感染対策をすべきで、対策されていないのがスタッ
フルームなのです。
これからコロナに打ち克つべく、頑張っていきましょう!