【そんな暇があるなら診療したほうが良い!?】
私が歯科医院専門でコンサルティングを始めて20年以上が経ちました。
20年前は「ミーティングしましょう」と提案すると、院長からよくこう
言われました。
「そんなヒマがあったら、1人でも患者さんを診たほうが良い」と。
しかし、今はそんなことを言う人は大分、少なくなってきました。
いや、今でも、結構、いますかね。
1時間とかミーティングで診療を切ると、目先の医業収入は減ります。
しかし、そこでちゃんとしたミーティングができれば、医業収入は減らない
のです。
確かに、院長が1人でスタッフのダメ出しばかりして、お通夜みたいな
ミーティングをしてると、診療していた方がマシです。
しかし、これだけ情報化社会と言われる世の中です。
今、多くの女性スタッフが空いた時間に何を見てますか?
本なんか誰も読んでないですよね?
皆、スマホを見ています。
スマホで何を見てるのか?
それは情報を見ているのです。
情報を共有するということは彼女たちにとって当たり前のことであり、情報が
降りてこないという状態は非常に不安と不満を助長するのです。
「良いから、言われたことだけやってればいいんだよ」なんて状態は昭和でし
か通用しないのです。
しかも、これだけコロナとか不安定な状態が続く中で、医院としての方針、
コロナ対策、非常事態の際の対処など、起きてからではなく、起きる前に院長
からきちんと情報共有することがいかに大事か、院長の認識が甘いのです。
月に1回、1時間、情報を共有し、これからの取組の意味づけをしっかり行う
ミーティングをしていくだけでも、医業収入は減らないはずです。
しっかり、取組をしている実践会クライアント様では、ミーティングをするの
が当たり前であり、それによって医業収入は上がってます。
ミーティングだけじゃありません。
勉強会や、ロープレ、様々な取組を診療を切ってでも行う医院が実践会クライ
アント様では増えています。
ミーティングで診療を切るのは当たり前になってきましたが、さすがに
ミーティングとは別に、更に診療を切るのは院長も当初は抵抗があります。
しかし、実際にやってみると、医業収入は下がるどころか、上がるのです。
いつまでも、目先の診療のことだけ考えて、診療していても生産性は上がらな
いのです。
目先のことだけでなく、情報を共有したり、スタッフを教育したりすることに
いかに時間とお金と労力を投資できるか。
それが医院の将来を作っていくのです。
目先のことだけやっているだけでは、将来を作ることしていないのと同じ。
先生は医院の将来のために、今年、どんな取組をしますか?
⇒ https://www.consuldent.jp/seminor/schedule.html